International Jomon Cultuer Conferrence|縄文土器/土偶/貝塚/勾玉など縄文時代/縄文人の文化を探求する考古学団体 (▼△▼)/

■ 特定非営利活動法人 国際縄文学協会 概要


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 かつて、縄文時代は、遅れた原始的な時代のイメージで理解されてきた。縄文時代の人々は、毛皮を着ており、遅れた文化を体現した姿で表現されてきた。

 しかし、実際は発掘されたものによって判明した事実が示すとおり、特に縄文時代の女性は色あざやかなイヤリングをし、素敵な腕輪をし、ファッショナブルな麻の衣装をまとっていたオシャレな人々であった。

 また、日本の歴史をひもとくと、戦争がなかった素晴らしい時代があったことに気づく。1万2000年以上前から1万年続いた縄文時代と呼ばれる時代の事だ。なんとこの時代の人々は、強大な政治権力を生み出さず、人殺しの武器も作らなかった。だからこそ戦争がなかったのだ。

 それだけではない。1万2000年以上前に、当時世界にない薄さ5ミリの土器を作るハイテク技術が存在しており、しかも、ハイテク縄文文化人は、生命を生み出す母性を敬い、老人・子供を大切にし、自然の恵みに感謝し、大自然と融合したエコロジカルで、ロハスな生活を行う人々であった。

 さらにいえば、縄文時代の人々は、世界に先駆けて定住生活を始め、家族を作り、和やかでスピリチュアルな生活をしていた。また、個性と共同性のバランスがとれた風通しのよい生活をおくっていたのだ。 縄文文化は、縄文末期の同時代人である孔子ですら熱き憧憬を注いだ、世界に誇りうるハイブランドであった。

国際縄文学協会(IJCC)は、このような縄文文化を深く解明するべく努めようとしている。その解明において、考古学が果たした役割は甚大であった。

 しかし、それで十分であったわけではない。それを突破するためには、さらなる創造的冒険の試みが必要であった。

 考古学が考古学のみで自足するのではなく、考古学は、歴史学、人類学、民俗学、宗教学、芸術学、神話学等々あらゆる諸学を総合する中で展開してゆかねばならない。IJCCは、それを「縄文学」と名づけ、縄文学を志す人々の結集を求め、IJCCを結成したものである。

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役員一覧


- 会 長 -

半田晴久
(カンボジア大学総長、ほか公職多数、オフィシャルWEBサイト参照)

- 副会長 -

Nicole Coolidge Rousmaniere / ニコル・クーリジ・ルマニエール
(セインズベリー日本藝術研究所・研究担当所長)

- 理事長 -

宮崎俊彦
(株式会社日本視聴覚社代表取締役)

- 理 事 -

栗林義信
(東京音楽大学名誉教授、日本藝術院会員

Simon Kaner / サイモン・ケイナー
(セインズベリー日本藝術研究所・考古文化遺産学センター長、イーストアングリア大学・日本学センター長)

関 俊彦
(東京都大森貝塚保存会会長)

土肥 孝
(東洋大学大学院講師・元文化庁文化財部美術学芸課 主任文化財調査官)

平野貞夫
(元参議院議員・日本一新の会代表)

- 監 事 -

治田秀夫
(治田会計事務所代表・公認会計士・税理士)

- 名誉会長 -

Emily Rothschild Attwood / エミリー・ロスチャイルド・アトウッド
(考古学研究家)

- 顧 問 -

阿部千春
(函館市縄文文化交流センター館長)

上田 篤
(京都精華大学名誉教授)

小田静夫
(東京大学総合研究博物館協力研究員)

小林達雄
(國學院大學名誉教授)

丹羽佑一
(香川大学名誉教授)

Richard Hodges / リチャード・ホッジス
(イーストアングリア大学教授)

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